コロナも少し落ち着いてきた頃だし、仕事も一区切り、久しぶりに温泉にいきた~い!おいしいものも食べたいし、ということで紅葉もきれいでそんなに遠くないところ、、、
丹沢でゆったりできるところはないかと探してみました。
しかし考えることはみな一緒。平日の空き状況はとても厳しいものでした。何件かあたってやっと七沢温泉、中屋旅館さんにたどり着きました。
創業は明治ということもあってとても趣のある旅館です。
木造でさすがに部屋数は多くちょっと館内で迷子になりそうな感じもありました。
どこか懐かしい感じで昔を思い出させてくれるノスタルジーなたたずまいです。
お部屋は人数によりいろいろですが、わたくしの泊まった部屋はこじんまりとした和室でした。
お部屋もレトロ感たっぷりで洗面台は昭和初期のものでしょうか石鹸置き場も昔風(うまく説明できなくてごめんなさい)昭和半ば生まれの私も初めてみました。
さらに鏡には交換台時代の電話番号が・・・ここだけは時がゆっくり流れているみたい…不思議な気持ちになり想像力を掻き立てられます。
ここは強アルカリの温泉だそうです。ゆっくり使ってお肌つるつるにして帰りましょう!お風呂は露天風呂と内風呂があります。
さすが七沢温泉、湧き出ている温泉なので24時間いつでも入れるのはありがたいです。
最初はもちろん露天風呂。
落ち葉も虫もお友達、少々寒かったのですが温泉はとても気持ちよかったです。
コロナのせいもありますが、ほかの方とは黙浴ということで静かにしみじみ温泉を楽しむことができました。
日が暮れていたので暗く木々は見えませんでしたが山に囲まれてちょっと神秘的、日常がを忘れさせてくれます。
建物が広い分お部屋以外は少し寒かったですがたっぷり温まると冷気も気持ちよいです。
さて、入浴のあとはお楽しみの夕食です。こちらは大広間でほかのお客様といただきます。
お席はお部屋ごとですし、間隔もしっかりあいて透明パネルもあり空気清浄器もあり安心できました。
お食事はもちろん和食。前菜、焼き物、煮物お刺身、天ぷら、ごはん、汁物・・・素敵な器にかわいく盛られ、お味も最高でした。
いかにもプロ、という感じではなくお食事も家庭的な感じがありました。
中居のお姉さま方もよくして下さりメニューにはない白ワインもお願いしたら出してくれました。いってみるものですね~。ほっこり癒されました。
山間の旅館なので食事のあとは寝るだけなのですがお布団も私サイズで暖かくその夜はぐっすり眠れました。
そして朝。朝はやっぱり朝風呂。今度は内風呂を楽しみました。こちらは少し小さめでしたがまたそれもよし。満足満足。
最後は朝食ですね。旅館の定番という内容です。納豆にたっぷり鰹節がかかっていたのが新鮮でした。
おいしくてうちでもやってます。全部おいしかったです。
帰るときほかの車できたかたが、「わ、一晩で蜘蛛の巣張ってる。」と言っていました。
ひょっとしたら私たち一晩ではなかったのかも・・・なんてね。
こんなに近くに素敵な温泉郷があるんですね。
七沢温泉 中屋旅館
七沢温泉 (東丹沢七沢)
小田急線「本厚木駅」より神奈中バス七沢行に乗車。「七沢温泉入口」下車後、徒歩15分。
都内から一時間!都心に最も近い温泉地として人気の七沢温泉の中でも歴史ある老舗旅館です。泉質は強アルカリ性のつるつる美肌の湯。露天風呂では春は花見、秋は紅葉と四季の移ろいを体感できます。
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