■銀山温泉に行こう
ネット上で見かけた、降りしきる雪とぼんやり灯された街灯が幻想的な温泉街の写真あ忘れられなかった私。
場所を調べたところ山形県にある銀山温泉という場所であることが分かり、いてもたってもいられず訪れました。
事前に宿泊先を探していたところ、外観がおしゃれで、惹きつけられた藤屋という宿に今回、宿泊したのでご紹介します。
藤屋は、江戸時代創業の老舗旅館で、国立競技場などを設計したことで有名な隈研吾さんが2006年にリノベーションを手掛けました。
まさに私がネット上で見た、雪景色×温泉街の景色のど真ん中に位置しています。
■大正ロマンな街並み
当日は宿のチェックイン時間の前に温泉街に到着したので、周辺を散策しました。
まずは昼食に「伊豆の華」で、あげ茄子おろしそばをいただきました。
その後、足湯に浸かりながら、テイクアウトした「はいからさん」のカレーパンと「野川とうふや」の手作り豆腐を食べました。
足湯の温度はやや高め。場所によってはすぐに足が真っ赤になってしまいましたが、足元から体が温まるので冬にはちょうど良かったのかもしれません。
■藤屋の「3つの感動ポイント!」
温泉街散策お終え、待望の宿にチェックイン。
入口を入ったロビーは天井が高く、宿内に続く階段がお出迎えをしてくれます。
全体的に照明の明るさは控えめで、光と木の演出がおしゃれです。
宿のスタッフの方はみなさん丁寧で品がありました。チェックイン時には、スイーツも出していただきました。
藤屋での宿泊は全体的に大満足でしたが、個人的に感動した藤屋の感動ポイントを3つお伝えします。
1つ目は、貸し切り温泉。
宿内になんと5種類もの貸し切り温泉があるのです!
チェックインを済ませてから夕食の時間まで時間があったので、宿内で貸し切り風呂おハシゴをしました。
予約制ではなく、空いていれば使用して良いとのこと。
そもそも宿泊部屋数が8室しかないので、混雑せずに利用できるのも嬉しいポイントでした。
5種類の貸し切り風呂は、それぞれ雰囲気が異なり楽しめます。
(ひばのお風呂、石のお風呂、地下のお風呂、竹のお風呂、半露天風呂)
2つ目は、部屋。
さすが隈研吾さん。和モダンなテイストで統一された、シンプルでありながら洗練されてして落ち着く部屋です。
天井は高く、梁がそのまま見えています。
私の宿泊した部屋は玄関を入ると和室があり、窓際にテーブルとイスのある間取りでした。
窓際からは、温泉街を見下ろすことができます。
窓際のイスに座り、温泉街が暮れていく様子をただひたすらに眺めて過ごしました。
夜の温泉街は、昼間とは全く違う景色なので改めて散策をするのもおすすめです。
3つ目は食事。
食事は夕食も朝食もお部屋まで運ばれてきます。
夕食は、串刺しになったイワナの化粧焼きが焼けるのをじっくり眺めながら、お造りや鍋料理などの和懐石をいただきました。
一品一品が丁寧な味付けで、量もちょうど良かったです。サービスでついてきた大吟醸出羽桜も飲んで、、、その日はぐっすり眠りました。
以上、昭和レトロな街並みに佇む宿、藤屋。大人の贅沢宿です。
記念日やご褒美に訪れてみてはいかがでしょうか。
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