先ず、山形の観光といったら観光県の山形ですからいろいろとありますが、蔵王や出羽三山の朝日連峰、最上川、又、山形市や酒田、鶴岡などの歴史探訪、其れに各所に沸き出す温泉も有名です。
今回は其の温泉の中でも其の特異性とロマンを秘めた「銀山温泉」を紹介しましょう。
訪れたのはわれら夫婦でしたが、温泉街の入口の所に指定の場所に車を置いて宿屋に向かいましたが、其処は「昭和館」といって旅館街の中心部にあり3階建ての如何にも昭和の建物という感じでした。
とにかく昭和館の人々の接客が最高でして、笑顔や山形弁での言葉遣い、勿論、温泉良し、食事良しで噂通りの記念になる素敵な旅になりました。
ところで銀山温泉は全国的にも知られている温泉で場所は山形県尾花沢市にあり、此の温泉を特に有名にしたのが、NHKの朝ドラテレビの「おしん」で、こ銀山温泉も物語の舞台となったことでした。
温泉や観光雑誌、其れにテレビなどでもお馴染みですが、銀山川が温泉街の中心を流れていた、両側に大正ロマン漂う木造の建物が並んでいる光景は、銀山温泉のシンボル的な風景でもあり、温泉ファンでなくとも度は訪れてみたいところでしょう。
又、山形の銀山温泉といえば、宮崎駿氏の「千と千尋の・・・」のモデルにもなったことでも有名で、大正時代のノスタルジーに浸ることができます。
夜にはガス灯が灯る木造多層の宿が並ぶ町並みは、一度は訪れたい温泉街の町並みは観光スポットとしても充分なところです。
その銀山温泉は「東の温泉でも情緒ではNo1」にも選考された東日本の温泉街でもあり、温泉はもちろんのこと、昭和後期に制定された「銀山温泉家並保存条例」にも指定されています。
此等の多くの和風の旅館群は、建築された当時からモダンな作りの三層から四層の木造建築で、「バルコニー建築」ともいわれていて、特に、玄関や表側の外装には鏝絵が施されていて、尚一層のなんともいえない雰囲気を醸し出しています。
此等の風情ある温泉街はガス灯などのロマンチックな夜景もいいが、冬の雪の景色は抜群でもあり、観光関係の本にもしょうかいされていて一見の価値が有ります。
温泉の泉質はナトリウム・塩化物・硫酸塩温泉で、温泉は無色透明で細かい湯の花が混じっています。 効能としては慢性皮膚病、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛などに効きます。
温泉街入り口には、和楽足湯(わらしゆ)という無料の足湯があり、観光客や街の散策の疲れを気軽に癒すことができます。
又、日帰り入浴は三ヶ所あって、「かじか湯」「しろがね湯」、その他に家族風呂の「おもかげ湯」などがあり、日帰りの観光客などにんん気が有ります。
銀山温泉の温泉旅館街の散策通りは概ね「石畳の歩道」で出来ていて、旅館の下駄履きで情緒タップリにカランコロンとそぞろ歩きで気分は最高です。
得の泊り客などは旅館の浴衣着で夜の温泉街をそぞろ歩きするには最高のところで、旅館群からから漏れてくる明かりは雰囲気タップリです。
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