春休みに妻と小学生の娘と私の家族3人で利用しました。湯元館のあるおごと温泉の旅館街は最寄りのJRおごと温泉駅もしくは京阪坂本駅からは少々離れていますが、バスでの送迎があるとのことでそれを利用しました。私たちは京阪坂本駅からの送迎を利用しました。あらかじめ連絡しておいた到着時間の通りにマイクロバスでお迎えしてくれて、スムーズに旅館までたどり着くことができました。ロビーは落ち着いた雰囲気でソファに座った状態でチェックインの手続きができます。あたりを見渡すとキレイなアトリウムが展示されていてチェックインの手続きの間も楽しく過ごせました。高級感があり期待が高まってきます。
部屋に荷物を置いたらさっそく湯めぐりです。湯元館の売りは何といっても館内で4つの湯めぐりができることです。
露天「湯幻逍遥」・露天「月心の湯」・眺望大浴場「湖望の湯」・眺望大浴場「山望の湯」
これだけの湯を巡ることができます。露天風呂と眺望大浴場は1日おきに男女入れ替えですので全ての湯に入るにはチェックイン当日と翌日の2日使う必要があります。どの湯も素晴らしかったですが、「湯幻逍遥」が特に良かったです。岩で組まれた湯舟を回遊する形式の露天風呂になっており、夜に行くと異世界に来たような幻想的な雰囲気の湯です。「月心の湯」は湯元館の最も高いところからびわ湖を見渡せる絶景の湯です。こちらは朝にびわ湖越しに上る朝日の絶景が楽しめます。「湖望の湯」「山望の湯」はオーソドックスな大浴場です。露天風呂に行く方が多いのか、比較的空いていました。小さい子どもを連れて気兼ねなく入るには良かったです。気兼ねなく、と言えば別料金になりますが貸し切りの温泉「石の音」「木の音」も湯元館にはありました。介護の必要な私の親と一緒に利用するなら貸し切り風呂を利用するのも良いかなと考えたりもしました。
温泉でさっぱりした後は夕食です。個室で夕食をとるプランを選びました。今回案内してもらった個室は畳の一室でTVもありました。夕食が早く終わって暇を持て余しがちな娘も退屈せず、親も食事に集中することができました。夕食のメニューは近江牛の陶板焼きが絶品でした。もう一つよかったメニューがご飯です。食事をしている個室の目の前で土鍋で炊いてくれます。娘は着火剤に点火する作業をやらせてもらい、満足そうに食べていました。このほかにも赤こんにゃく、琵琶湖の魚などの滋賀の名産も出され大満足でした。
朝ごはんも同じ個室でいただきました。夕飯に続いて土鍋でご飯を炊いてもらいました。再び着火の仕事をさせてもらった娘も満足そうでした。朝から食べる炊き立てのご飯は最高でした。個室のTVはこの日も活躍し、娘と私で見たかったアニメを朝から見ることができました。
チェックアウトは旅館の前で写真を撮り、また駅まで送ってもらいました。家族の思い出になるいい旅行になりました。関西方面に旅行に行く機会があれば、また利用したい旅館です。
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