秋田県 乳頭温泉 鶴の湯
鶴の湯は乳頭温泉郷の中で最も古い歴史を持ち、秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉です。 乳頭温泉郷の中で最も古い歴史を持ち、秋田藩主の湯治場でした。今なお警護の武士が詰めた茅葺き屋根の長屋「本陣」が残っており趣のある温泉地として人気が高いんですよ。
入浴料:600円
泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉、他3種
効能:高血圧症、動脈硬化症、リウマチ、皮膚病、糖尿病他
立寄り湯:10:00~15:00
※日帰り入浴月曜日露天風呂不可
「鶴の湯温泉」で一番有名なお風呂といえば混浴露天風呂です。雰囲気といい広さといい美しいお湯の色といい・・・温泉好きなら死ぬまでに一度は入ってみたいと思う人気の温泉。
女性でも大丈夫?鶴の湯の混浴
乳頭温泉「鶴の湯温泉」はバスタオル巻き、水着で入浴することができません。
これは女性にとってはかなりハードル高い混浴と言えます。
ハンドタオルで浴槽までは隠していけるけど・・・かなり心もとないです。
女性がこの混浴露天風呂に行くには、女性専用の「中の湯」を通過して混浴ゾーンに行く形になります。
混浴ゾーンへは、岩陰に身を隠しながら濁り湯に入ることができますが、もしどうしても勇気が出ない場合は、女性専用の露天風呂もあるのでご安心ください。
混浴露天風呂や女性専用露天風呂は、足下から温泉が湧いている珍しい足下湧出泉です。混浴に入るチャンスがなくても女性専用で楽しむことができますので、女性でも大丈夫!
乳頭温泉の「鶴の湯」に入ってきました!
テレビの温泉の紹介の時によく画面に登場してくるのが秋田の乳頭温泉の露天風呂の風景ですね。
そうなんです、秋田の乳頭温泉郷のなかでも一際異彩を放っているのが鶴の湯の温泉宿であり混浴の露天風呂なのです。
一昨年になりますが、錦秋の時期で東北旅行の際、其の待望の「乳頭温泉郷」へ行ってまいりました。
秋田県の田沢湖から標識に従って車を走らせると、既に黄色に色付いたブナの林の中に「鶴の湯」がありました。
鶴の湯は、周辺七つの温泉郷の中の一軒宿で、此処だけが一寸離れた所に建っていました。
入り口部分は映画の時代劇にも出てきそうな古風な陣屋式の構えで、これからの期待を一層膨らましてくれます。
ご存知、TVや観光案内の雑誌にもよく登場し、名温泉として常に紹介されているので周知の事と思います。
従って実は、休日は勿論、平日などでも宿を予約し確保するのが一苦労なのです。
今回は、平日ではあるが、運良く確保できたのでした。
さて受付が済んで早速温泉へ向かいます。
此方の温泉は、白湯や黒湯、中の湯、滝の湯などの四種類の源泉が点在し、温泉浴槽は男女合わせると、10数ヶ所にのぼるでしょう。
泉質によって其々の効能があるといわれます。 さて、先ずは大露天風呂に向かいます。
通路の脇には、枯木を柱にした簡素な脱衣場所があり、周囲は季節柄ススキの穂波が湯面に垂れ下がっていて、何とも良い風情を出しています。
横幅が10数メートル、奥行きが5メートルほどの大きさは全て岩組で出来ており、浴槽の底には玉砂利が敷かれていて、底の部分からは少々は熱めの源泉が吹き出しているのです。
温泉は、名前の通り乳頭を搾ったような乳白色で、湯の温度も温めで長時間浸かっていられるのが実に嬉しい限りです。
無論、混浴の大露天風呂で、内の上さんは(家内、妻)は勿論、隅の方では若い女性が数人でタムロしています。
この温泉は非透明であり、男女別の更衣室もあるので、安心して混浴できます。
尚、こちらの乳頭温泉鶴の湯の大露天風呂は、観光情報誌などの調査では、温泉100選の内、露天風呂の部では、第1位を占めているといいます。
乳頭温泉は温泉郷ともいって、「鶴の湯温泉」の他にも6軒の一軒宿、および「休暇村乳頭温泉郷」の計7つの宿の其々の一軒宿が存在しています。
最も奥まったところにある「黒湯温泉」などをはじめ、其々の特色を活かしたひなびた温泉宿が特徴とされております。
因みに、湯巡が利用できる温泉宿は、鶴の湯温泉の他に大釜温泉、妙乃湯温泉、蟹場温泉(がにばおんせん)、孫六温泉、黒湯温泉、一本松温泉、其れに休暇村乳頭温泉郷になります。
此等の乳頭温泉郷は、何れも国民保養温泉地としても国指定の温泉場にもなっています。
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