おとぎの宿 米屋
豊富な自家源泉を所有し、全館全室が源泉かけ流しで極上の温泉。「おとぎ会席」は会話も心も弾む素敵なお料理たちが並びますよ!温泉ゾーン「おとぎの泉」は、湯量豊富な自家源泉を生かし、「花」と「月」をテーマに男女入替制の大浴場と露天風呂を楽しむ事が出来ます。男女共に趣向の異なる露天風呂は、それぞれのイメージを生かしゆったりとくつろげる造りになっていて、中でも源泉のミストサウナは美肌効果もあり、米屋ならではの楽しみのひとつでもあります。
おとぎの宿 米屋に実際に宿泊してみた!
交通の便が良い所ではありませんが、交通の便が良くない分、とにかく宿を満喫できる、とても素敵な宿です。
宿には拘りのポイントがいくつもあり、大切な人と行っても、もちろん一人で行っても楽しめる宿になっています。
まずおひとり様でも楽しめる最大のポイントは、お部屋にあります。
館内は廊下から良い香りのする畳になっており、裸足でも専用の足袋でもとにかく気持ち良く過ごす事が出来ます。
また10歳以下のお子さんを連れての宿泊の方は、専用のお部屋が設けられている為、宿泊した際に子どもの声が響いていたり、走り回っていたりという事は全くありませんでした。
各部屋には、昔話のタイトルをモチーフとした名前が付けられており、お部屋の中には昔話に出てくるキャラクターがデザインされた御煎餅が用意されているという徹底ぶり!
室内に、テレビや時計などはなく、一見無機質なようにも感じられますが、極上のさわり心地のシングやモダンな感じの家具のお陰で、何もない時間が最高に贅沢な時間に感じられました。
個人的にほっこりと嬉しくなったポイントは、管内で着る作務衣が一寸法師のようなデザインで、着てみると本当に気持ち良くて気分が上がりました。
室内の照明もホットするオレンジ色の暖色系のライトで統一されており、気持ちが落ち着く環境になっていました。
また、お部屋の近くにはコーヒーやジュースを自由に飲んでソファーでくつろげるスペースまで設けられていて、一人の時間もコーヒーを飲んでまったりくつろぐ事も出来ます。
そして、なんといってもこの旅館の一番の拘りポイントは、食事にあります。
夕食のメニューは、季節によって変わる、昔話のストーリーにちなんだメニューが提供される事です。
私が宿泊した時期は、「3匹のこぶた」のストーリーにちなんだ料理で、里芋を使ってこぶたたちの可愛い顔を表現していました。
お品書きも、お話しの場面ごとに記載してあり、なにもかもが拘りでいっぱいのお食事でした。
見た目だけではなく、味も間違いなしの美味しさで、大満足のメニューです。
朝食は、綺麗になる朝食というテーマで作られており、彩豊なだけでなく、ヘルシーだけど美味しくてお腹がいっぱいになる献立で、朝から幸せな気持ちになる事ができました。
その他にも、女子旅、一人旅に嬉しいポイントが満載で、中庭には足湯が設置されており、ゆっくりと会話を楽しみながら温まれる場所になっています。
水の流れる音を聴きながらゆったりと過ごすのも良いです!
そこには小さな神社まで設けられており、おみくじを引いて運勢を占う事が出来たりと、プチ嬉しいおもてなしまで準備されていました。
売店には、美味しいお土産の他に福島の名産や、様々な作家さんの素敵な雑貨まで売られていたりと、お土産も豊富に揃っているのも嬉しいポイントでした。
一階には木目調の素敵な広いラウンジが設けられており、そこでも自由にコーヒーやジュースを味わう事ができます。
季節によってコンサートが開かれていたりと楽しいイベントもあるそうです。
少々値段は高いけれど、それでも宿泊するだけの価値は間違いなくあるお宿だと思いました。
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