群馬県みなかみ町猿ケ京温泉に行ってきました。
猿ケ京温泉は新幹線も止まる上毛高原駅から、バスで約45分。
公共交通機関を使うとややアクセスは悪いですが、その分自然に囲まれたとっても癒される温泉です。
今回は、倉を活かした歴史を感じる佇まいが魅力の蔵やしき野の花畑さんに宿泊しました。
まず、ロビーが立派な黒い梁や柱と白壁で、蔵やしきという名前を実感できます。
私が泊った部屋は、2階で旅館近くの湖、赤谷湖が目の前のお部屋。一面に湖が広がるすばらしい景観なので、泊るなら絶対に2階を選ぶべきだと思います!
お部屋で寛いだ後は早速温泉へ。
こちらの温泉は、硫酸イオンとナトリウム(芒硝泉)とカルシウム(石膏泉)が主成分の無色透明の硫酸温泉。2箇所の源泉から湯引きしブレンドしたこだわりのお湯とのこと。
低刺激なので強い温泉だと肌がピリピリしちゃう!という方にも安心ですね。
優しいお湯なのに、スベスベお肌になれるのも嬉しいです。
お風呂は旅館の規模的に小さいかと思いましたが、内湯も外湯も思いの外広く、洗い場も8人分くらいはあってとても良かったです。
しかもほとんどの時間1人で入れた!
女性の宿泊客は14人だったようなので、これはラッキー。
小さい宿だから出来ることなんでしょうけど、お風呂の入口に宿泊者数(男女・子供別)が書いてあるボードがあり、特に子供の人数が書いてあるのは良いと思いました。
親子連れは早い時間に入りそうとか予想が出来るし、このお陰で割と分散して入ることが出来た気がします。
温泉のあとは宴会場で夕飯を頂きました。
かなり広めに席をとってあり、スリッパにも目印を着けて他の人のと間違えないようにしててコロナの接触対策はかなり厳重にしている感じ。
そういえば脱衣所も部屋ごとに遣う場所がしっかり決まっていました。
コロナ禍の現在、こういった気遣いは有難いです。
お夕飯のメニューは、メインの郷土名物豚しゃぶと季節のお野菜、鮎の塩焼き。定番の旅館のお夕食ではありますが、温泉旅館では定番が一番食べたい。素材のうまみを活かしたヘルシーなお料理でした。
あと、今回の旅館で特徴的なのはやっぱり自家製の果実酒!
お酒のラインナップはビール、日本酒、焼酎と充実していますが、果実酒は定番の梅酒の他、スグリやマタタビなど珍しいものも。私が泊ったときは5種類くらいから選べ、季節によって種類も変わるようなので、お酒が好きな方はこれを楽しみに行くのも良いかもしれません。
私は飲みすぎて酔っぱらってしまいました・・・。
翌朝もう一度温泉に入り、朝ごはん。
和食でちょうど良い分量。自家製のこんにゃくや油揚げがとっても美味しかったです。
自然と温泉のほか、親切な従業員の方々にも癒されます。設備か古い箇所もありますが、心配りが行き届いた居心地の良いお宿でした!
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