首都圏から近い熱海の魅力は、何と言っても温泉と海の料理でしょう。
私たちが泊まったのは熱海伊東園ホテルでした。
温泉は当館の地下直下から湧き出る温泉ということで、泉質は抜群であり、大浴場は男女2箇所ずつあり、雰囲気の違う浴場を堪能することができる。
ああ~熱海温泉に来たんだーと大いに実感し、気分爽快になったもんです。
楽しみのホテルの食事はバイキング方式で、嬉しいことに宿泊料金に飲み放題が含まれていて、のん兵衛でアルコールが好きな私にとっては、この飲み代だけでもバカになりません。
宿泊料金も駅の近くの割には極めてイーズナブルで、一泊二食1万円から宿泊できます。
すっかりいい気分になって、千鳥足よろしく部屋に戻り、少し休んでから上さんと海岸の散歩の出かけました。
熱海の温泉街を散歩
熱海の名所の一つ、寛一お宮の像と松を見物します、確か、熱海を舞台にした「金色夜叉」の物語に出てくる主人公の像ですね。
更に、近くには「寛一お宮」を模じって、新しく出会いの場も出来ていました。
何でも、男女の手形があって、男は左、女は右の手を入れると願いが叶うといいます。
我ら夫婦はちょっと照れながらやってみましたよ。
翌朝の帰り際には、’土産物サービス券”を戴き、お土産に名物の鰺の干物を購入したら1500円が1000円で買うことができました。
私たちは東京より電車でいったのですが、駅からホテルまでは駅前の繁華街の外れにあって徒歩にしても5分ほどのところにあって極めて便利な場所になっています。
熱海は何時もは通過の場所であったが、初めての熱海宿泊旅行でホテル代もそこそこであり、温泉よし、食事よし、酒よし、お土産よしと最高に満足でした。
この日には、伊豆山神社、サファリパークやAMO美術館などを観光して、大満足のうちに熱海旅行を終えました。
ところで、静岡県の熱海温泉は、いろいろ説はありますが日本の三大温泉の一つとも言われます。
熱海の他に、大分・別府温泉、南紀白浜の白浜温泉と。
熱海は伊豆半島の付け根の東側に位置していて、その伊豆半島は山岳の半島といっても良いでしょう。
多くの山並み海岸線にまで張り出しています。
特に東側の海岸のすぐ後背部は箱根連山、箱根高地か結ぶ伊豆箱根スカイラインが半島中央部の天城高原、天城山辺りまで連ねています。
この伊豆を連ねている大山脈の下を潜っているのが丹那トンネルで、その東の入り口が熱海であります。
勿論、古くからの温泉地であり、首都圏の奥座敷とも言われ、地名の由来は”海から熱い湯が湧き出ていた”ということとされています。
この山並の丘陵地の狭い地域に温泉が湧き出していることから古来より湯治場として栄え、近年では大型ホテルや旅館群が立ち並び、当時の国鉄の東海道本線が開通するに及んで以降、東京や横浜からの、所謂、首都圏からの保養客、観光客が押し寄せ、御存じの一大温泉保養地になったのです。
一昔前までは新婚さんのカップルや会社、企業の社員慰安旅行の定番のコースでありましたが、、現在では、慰安旅行の衰退と巨大なホテルや大型の宿泊施設をやや敬遠する傾向があり、お客自体もやや斜陽傾向にあると言われてます。 しかし、近年に至って温泉付きのマンションが増えはじめ、保養マンションというスタイルも確立していますし、最近では特徴あるお土産店や飲食店が多くなり、若い人たちにも首都圏からも近いこともあって、大いに人気得ているとか。
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