指宿国民休暇村
砂むし温泉は、血液の循環が促進されることによって老廃物の排出や炎症性・発痛性物質を洗い出し、十分な酸素栄養の供給が入浴効果の源となっているそうで、砂むしの効果は普通温泉入浴の3〜4倍といわれています。指宿国民休暇村の砂むし温泉を存分に楽しんだ後は、砂を落としてゆっくりと錦江湾を眺め、波音を聞きながら露天風呂に入るのがおすすめですよ!
指宿国民休暇村に宿泊してみました!
鹿児島空港を降りて、早速、予約しておいたレンタカーを拝借し出っ立した。
空港から一走りで日向街道(国道10号線)の鹿児島湾(通称・錦江湾)に出ると海上には薄く煙をはく桜島が直ぐ目の前に現れた。
更に、大崎の鼻という一段と見晴らしの良い所へ来ると、全体の勇姿が望まれた。
写真やテレビの映像で拝見しているが、実物を眼前にすると流石にその迫力に圧倒される。
昔、偉い人が桜島を次のような句に詠んでいたのを思い出す。
「 わが胸の 燃ゆる想いに 比ぶれば 煙は薄き 桜島山 」
この歌は、志士・平野国臣が当藩の志士・西郷隆盛を想い、詠んだとも言われます。
西郷は一時期、尊皇攘夷志士の弾圧である安政の大獄で危険人物とされ、この錦江湾に身を沈め、命からがら生き返ったのであった。
桜島は古(いにしえ)には鹿児ノ島と呼んでいたらしく、そのごこの地区の隼人や国分を含めて錦江湾一帯を鹿児島郡、更に、鹿児島県や鹿児島市になったと言います。
桜島は、鹿児島の名付け元でもあったのですね。
さて、鹿児島市内見物と所要を済ませて、指宿温泉へ向かい今夜は指宿国民休暇村に泊りました、った。
温泉街や海岸の砂湯を見物して、今夜の泊宿・指宿国民休暇村へ向う。 休暇村は田良岬一帯に広がる緑濃きリゾート地域です。
指宿国民休暇村は薩摩半島の南端、指宿温泉から3kmほど北に行った、魚見港から田良岬の一端に広がるリゾート地域にあります。
休暇村の前は、広い芝生が敷き詰めてあり、正面には形のいい魚見岳の三角錐の姿が一際目立ちます。
本館玄関で受付を済ませて、通された部屋からは正面に紺碧の光る錦港湾で、直ぐ目の前には左、右に広がる砂浜があり。
こちらは指宿のサンビーチ海水浴場でもある。 夏場の海のシーズンには、大賑わいをする所でもあろう。
今は訪れる人も無く、白波が打ち寄せるのみです。
ところで指宿温泉は、九州でも屈指のの温泉場でもあるが、特に有名なのが砂蒸し風呂であろう。
指宿の湯の浜海岸には砂むし会館という、砂蒸し湯専門の名物砂風呂が楽しめるところもあります。
実は、此方の指宿休暇村にも砂蒸し湯はありました。
ただ、残念ながら砂浜の様な天然自然のではなさそうであるが、その雰囲気や効能は全く変らないのです。
そこで、早速ながら浸かる・・?、ことにした。
渡された砂湯専用のユカタを着こんで、女の係員に軽く穴を掘ってもらい横になります。
頭だけ残して砂をかけてもらうが、始めのうちは砂がズシッと重く感じたが、暫くすると身体がホカホカと熱くなり、次第に体全体がムズ痒くなってくるが判ります。
そして、15分ほどジッと我慢していると所謂、サウナに入っているような感覚になり、ジットリと汗が吹き出してくるのです。
所定の時間がくる頃はスッカリ体の芯が暖まり、終わって砂を洗い流す頃には気分はスッキリとして、爽快さを感じました。
砂を落とした後は、続きになってる大浴場へ浸かり、更に、露天風呂に浸かって二度目の癒しを味わいました。
露天の浴槽は、海岸沿いの松林に囲まれた雰囲気のいい場所、実に満足でありました。
この記事へのコメントはありません。